刊行書籍
ISBN 978-4-909489-09-8
カテゴリー:人文書
発行予定:2024年6月10日
内容紹介
アセンション後の科学の原理を光の存在が語る。『地球人の霊性が開けたときに、星としてのアセンションが起こり、地球の物質次元の表現が変化する。同時に人間の意識を縛る制約がなくなり、自己を自由に物質次元に投影できるようになる。進化した人類は、霊的世界から宇宙エネルギーを引いて、宇宙船を動かすことができるようになる』これは今の時点では一つの夢物語にすぎないが、アセンション後の科学は、一種の悟りと結びついている。現代科学の変容を主導する霊性の目覚めの書!
著者:板野 肯三
1948年岡山生まれ。東京大学理学部物理学科卒。理学博士。専門はコンピュータ工学。筑波大学システム情報工学研究科長、学術情報メディアセンター長、評議員、学長特別補佐等を歴任。現在、筑波大学名誉教授。自然や科学全般に幅広く関心を持って活動し、研究室で一粒の種から 500本以上の茎を出す稲を育てた。ソロー学会の会員でもある。YouTube動画「超植物チャンネル」「サイエンス・ビヨンドチャンネル」「スピリチュアル・ビヨンドチャンネル」を好評配信中。
前書きなど
本書は、私の「地球人のための超入門シリーズ」の第二作目である。
前作の「地球人のための超植物入門」では、主に植物やエコロジーをテーマとしていたが、本書はかなりスピリチュアルな内容になっており、読者の皆さんの中には、戸惑われる方もおられるかもしれない。
私が本格的にスピリチュアルな世界に入っていくきっかけの一つが、Aさんとの出会いだった。
(中略)
Aさんに出会ってから起こったことは、単に情報が手に入ったというだけではなかった。もっとすごいことが起こった。
私の認識力が多少なりとも上がり、私自身の霊的な力も開けてきたからだ。
(中略)
Aさんが亡くなってから3年くらいしたある日、Aさんがやって来た。もちろん、霊的にである。そして言われた。「何をやっているの。早く本を書きなさい。間に合わなくなるわよ」と。それで私は本を書き始めた。やっと最初の本を出版できたのは2018年のことだった。
Aさんを通して私が受け取った情報は、もっとずっと多かったが、当時は、全てを明かすことができなかった。
その後、数年かけて、霊性に裏付けられた科学こそがあるべき科学であるという私の主張を表現するために、百冊を超える本を書いた。その間、徐々に、世の中の風向きも変わってきたように思う。
実のところ、このような内容の本を書くだけの資格が私にはとてもありそうな気がしないし、勇気も持ち合わせていないのだが、私にこの内容を出すようにとの強い思いがずっと伝わって来ており、清水の舞台から飛び降りることにしたのである。(本書「はじめに」より)
目次
はじめに
第1章 科学への超越主義的なアプローチ ー 宇宙レベルの科学を理解する補助線
1 宇宙の摂理の中にある科学的認識
2 もうすぐ宇宙時代を迎える地球
第2章 地球は次元上昇する ー 近未来に起こる物質次元の変化
1 個人のアセンションと星のアセンション
2 人類の進化の度合いに応じて変化する物質世界
3 アセンションと多次元世界の変化
4 アセンションとアマウツシ
5 アセンションと地獄界の解消
6 アセンションと地球人類の構成
7 アセンションとは再投影のこと
8 ポールシフト
第3章 宇宙意識から見た地球 ー 目に見えない存在を理解するために
1 宇宙はどのようにして創られたのか
2 宇宙中のシニアな霊系団が集う地球
3 地球創造の意図は魂の進化
4 地球の最高次元にいるリーダー
5 ルシファーとの長い戦い
6 龍族の秘密
第4章 霊性に裏付けられた科学 ー 宇宙存在からの問いかけ
1 宇宙との通信機
2 生体エネルギーとコスミック・フルート(銅柱)
3 コスミック・フルートの原理
4 認識が神の実在に触れる道筋
5 五番目の次元の軸は波動
6 肉体にいながら別次元に移行する
7 肉体の再生の原理
8 宇宙の科学者の仲間との対話
9 宇宙物理学の原理
10 生命の原理とは投影(プロジェクション)
11 プレアデスの仲間からのメッセージ
12 シリウスの仲間からのメッセージ
13 科学者の使命
第五章 目覚めとは神の子の認識 ー 形ではなく愛の思いを
1 魂の進化を促す仕組み
2 認識力を上げる共振現象
3 全ての人が主人公
4 神につながることで得られる本当の自由
5 宇宙時代の地球人へ
おわりに
編集人から
植物と話ができる大学教授である板野肯三さんが、宇宙レベルの科学の原理を書き下ろした科学エッセイです。
宇宙の科学者から受けとったメッセージも多数収録しています。
宇宙レベルの文明では、地球のような宗教と科学の対立はなく、あるのは、根源的な宇宙の摂理についての「哲学的認識」と「科学的認識」だけです。この「地球人のための超科学入門」は、宗教と科学の本質を一つの対象として語ります。
このような世界観は、アメリカのニューソートに多大な影響を与えた「超越主義」という哲学に見られます。超越主義とは、エマーソンが唱え、ソローが実践したスピリチュアルな啓蒙運動です。
エマーソンの最も有名なエッセイは「自然(ネイチャ)」ですが、彼は、自然の奥に霊的な実体が重なっているのを看破し、目に見える物質世界だけに留まるのではなくて、そこにある霊的な実在へと向かっていくべきとしました。それが「超越(トランスデンタル)」の意味です。
本書は、この超越主義の世界観を、科学の領域に展開する試みであると言えます。
スピリチュアル系の方だけでなくて、一般の読者の方にも広く読んでいただきたい本です。