刊行書籍
ISBN 978-4-909489-04-3
カテゴリー:人文書
発行日:2020年11月27日
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最前線のウィルス学者は新型コロナウィルスが人工的に合成された痕跡を見つけ出している。だがこのウィルスの本当の姿は、生命の原理に切り込まなければ見えてこない。なぜ新型コロナウィルスは時にしたたかで、時に凶暴で、時におとなしいのか。ウィルスにも魂があり人間の体の中で修羅場にもまれて変異していく。ウィルスの振る舞いの理由を知ることにより、コロナ禍へのいたずらな恐れから開放されるだろう。
著者:板野肯三
一九四八年岡山生まれ。東京大学理学部物理学科卒。理学博士。専門はコンピュータ工学。筑波大学システム情報工学研究科長、学術情報メディアセンター長、評議員、学長特別補佐等を歴任。現在、筑波大学名誉教授。自然や科学全般に幅広く関心を持って活動し、研究室で一粒の種から五百本以上の茎を出す稲を育てた。ソロー学会の会員でもある。
内容紹介
○ウィルス学者は20年近く人に感染するSARS型ウィルスを探してきた
○コウモリプジェクトではいくつかの危険なコロナウィルスが見つかった
○新型コロナウィルスの起源となるウィルスが議論されている
○特殊な生物の中で遺伝子組み替えは自然に起こる
○遺伝子工学で生き物の機能を変えることは日常的に行われる
○ゼロから遺伝子を合成する技術もある
○閻麗夢博士はプロファイリングから人工合成説を主張している
○ウィルスの振る舞いは免疫だけでなく生命の原理に立ち入って理解しなければならない
○ウィルスは生命体であり、その魂はウィルスの集団の背後にいる
○ウィルスが変異する時に働く魂の力は防衛的である
○合成されたウイルスには若い攻撃的な魂が宿る
○新型コロナウィルスは感染する相手を選ぶ
○新型コロナウィルスは宿主の恐れや欲望などのネガティブエネルギーに反応する
○特定の長さのウィルスは生き延びやすく、大暴れしないウィルスは長持ちする
○ウィルスも自然界の一部であり、本来人間と共生する方向に進化する
○ウィルスの流行には国や民族のエネルギー磁場が関係する
○パンドラの箱を開けないこと、疫病が流行するような磁場を作らないことが大事
***
目次
はじめに
1章 新型コロナウィルスの起源
1 ウィルスとは何か
ウィルス研究の始まり
一番簡単な生命体
新型コロナウィルス
2 SARSを探せ—中国で行われたコウモリプロジェクト
SARS
雲南省モージャン(墨江)
浙江省舟山市
雲南省モンラー
3 コウモリプロジェクトの成果—脚光を浴びたコロナウィルスたち
SHC014と3367(WIV1)
4991と3740-2
ZC45とZXC21
RaTG13
RmYN01とRmYN02
4 新型コロナウィルス研究の焦点—ゲノム配列で形と機能が決まる
正二十面体とスパイク
コロナウィルスの分類
ゲノムの構造
ゲノムのS領域
RBD(レセプター・バインディング・ドメイン)
フーリン裂開領域
D614Gという変異
5 どれだけ似ている?—新型コロナウィルスの起源を探る試み
RaTG13と新型コロナウィルスのゲノムの類似度
センザンコウが関係している?
閻麗夢博士の見解
2章 ウィルス人工合成説
1 野生生物はパンドラの箱—遺伝子の組み換えが自然に起きる時
Rotti erの研究
重感染は自然にも起こる
ホスト(宿主)の生命磁場
2 生物の機能を変える—遺伝子工学がしていること
遺伝子の働きの特定
機能獲得性研究
ゼロからウィルスを合成するバリック
インフルエンザ・ウィルスを最初に合成したのは日本人
3 科捜研の女?—閻麗夢のプロファイリング
ゲノムの分析から何を見るか
ゲノム中に蓄積されている変異の分析
変異のプロファイリング
進化論的に見る
シークエンサー
RaTG13はコウモリに感染しない?
RaTG13は機能獲得性研究の産物か?
RmYN02
センザンコウの問題
E領域
4 新型コロナは人工なのか—科学的な証明が難しいわけ
5 ポジティブ選択とネガティブ選択—ウィルスの変異の中で起きていること
ネガティブな選択は自然のなりゆき
ゲノム長の変動
特定の長さのゲノムが生き延びやすい?
ウイスコンシン州に多い29782のタイプ
長さの違うウィルスのゲノムはどこが違うのか?
ポジティブな選択は自然に起こりうるのか?
6 共存型ウィルス—ウィルスの多くは生物と共生する方向で進化する
人の体に潜むウィルス
本来のホスト(宿主)の中では暴れない
人間の遺伝子に組み込まれたウィルス
病気を起こさない共存型ウィルス
3章 ウィルスの霊性進化
1 ウィルスにも意志がある—生命体としてのウィルスという観点
ウィルスにも魂が宿っている
2 ウィルスと宿主の関係—ウィルスが凶暴化するのはなぜか
ウィルスは宿主の影響を受ける
ウィルスが人によって行動を変えている
試験管の中と生きている体の中の違い
免疫力だけではない状況がある
3 ウィルスの変異と進化—遺伝子組み換えの裏で起きていること
変異の中の二つの形
遺伝子を組み替えるときに何が起こるか?
4 変異の奥にあるもの—神の手は存在するのか
意味のある変異は自然発生では起こらない
変異の奥にある生命の原理
ウィルスが教えてくれること
合成ウィルスの問題
開けてはいけないパンドラの箱
5 憑依するウィルスの霊体群―目に見えない戦いはどのように行われるか
ウィルスとホストの闘い
諸刃の剣
暴れなければ長持ちする
ウィルスに対して働く創造原理
ウィルスの進化とは何か
4章 コロナ後の世界への展望
1 目に見えない波動エネルギーの汚染
2 中国で起きている環境破壊と干魃・洪水
先進国による経済的な植民地支配
水の枯渇
水の汚染
格差の問題
情報の壁と人権問題
旱魃と洪水
自然霊の働き
3 自由の国アメリカが抱える人権問題
多様な人種と民族が集まるアメリカ
黒人の人種差別の問題
アメリカ人の自由の考え方
インディアンの問題
地球にアメリカという国が存在する意味
4 インドの人々を内側から縛るカーストという習俗
貧困から抜け出せない国
カースト制の壁
リグ・ヴェーダの誤解が原因
大事なことは人間の本質は魂であるという理解
インドの宗教の流れ
インドの宗教の本質的部分
仏教の真髄
イスラム教の洗礼
ガンジス信仰
5 日本人が戦後失った霊的価値観
龍のエネルギーで作られた日本
武士道という精神性
武士の強さの根源
戦後霊性を失った日本人
6 人類の未来への展望は助け合いの力の原理にある
相手が自分と同じ生きた存在だと認めることから始まる
経済活動から抜け落ちた愛の観点
愛の枯渇がもたらす世界
必要なのは霊性の回復
おわりに
参考文献
図版の出典一覧
著者紹介
編集者からひとこと
人気のYouTube「超植物チャンネル」で好評を博した「新型コロナウィルスシリーズ」の特別講義。ウィルスの変異と進化を材料に、現代の唯物的な科学を超えた視点から、「生命の原理」について語る。動画で語り尽くせなかったスピリチュアルサイエンスの真髄に迫ります。動画の内容を整理して深く理解するために最良のテキスト!